球技大会2023

 9月14日(木)、15日(金)に球技大会が行われました。

 特に2日目は天候に恵まれ、全15クラスが技を競い合い、汗を流しました。特に3年次生にとっては最後の球技大会、最後の大きな学校行事と言うこともあり、全クラス、競技や応援に熱が入っていました。生徒たちの競技に向かうまっすぐな姿勢や、クラスの垣根を越えて応援している姿が印象的でした。大会なので順位はつきますが、全校生徒が1つの行事を笑顔で行うことが出来たのが、何よりの喜びでした。

 実は、今年の大会は、非常に天候が心配される中での実施となりました。

 数日前から天気図とにらめっこしながら当日を迎え、1日目の中盤から終盤にかけて雨脚が強まり、競技を一部中断。1日目終了後は2日目の実施が危ぶまれ、大会延期やプログラム変更を検討し、生徒会執行部の生徒らが中心となり、夜遅くまで話し合いと準備を行いました。翌日も早朝よりグラウンドのチェック、実施可否の判断など、数多くのハードルがありました。

 そんな中で、生徒会執行部、運営委員、教員、そして全校生徒が大会成功に向けて動いてくれました。特に、関係する部活動の生徒は、審判をはじめ、2日目のグラウンドの水抜きなど、大変な作業に尽力してくれました。さらに、本校の「時事問題研究」を履修している3年次生が、フェアトレードにて購入されたボールを紹介し、実際に競技で使用するなど、まさに日頃の教育活動の成果を強く感じた大会となりました。
 来年も、今年のような素晴らしい大会になることを願っています。

生徒会部長 葛西高成